コーチの役割12項目

コーチの役割12項目

実際コーチは何をするの?

ホワイト学院で学びを進めると必ず出てくる疑問「で、実際コーチは何をするの?」というもの。
ホワイト基礎学で学んだ「勝つためのホワイト化」を生かし、ホワイト化のABCでチームをホワイト化し、生理学、障害学、動作学、メンタル、応用力学も分かった。それを生かすことも始めた。
それでも「現場でどうすしているの?実例が知りたい」と思っているはず。
そこで、実際の現場で起きる問題と対処法を最初から知った上で現場に立てるように、具体的な事例をお届けするのが、ホワイト環境下のコーチの役割12項目です。
MFフィギュアスケートアカデミーで実際に取り組んだからわかったコーチの役割をヘッドコーチ自らがお伝えします。

第一回フル視聴/コーチの役割12項目/基礎1

    カリキュラム(予定/より濃い内容へと変更される場合があります)

    基礎1)自分で自分を伸ばす環境づくり
    基礎2)「主体性・想像力・ベスト」が意味すること
    基礎3)ホワイト環境に適したコーチの資質
    実用1)優しくしたら弱くなるなんて時代錯誤、今のコーチの仕事とは
    実用2)今までから変化することを楽しむ
    実用3)ついしてしまう隠れブラック行動に気づけ
    実用4)練習に熱が入らない選手への対応
    実用5)成績が伸び悩む選手の改善策
    実用6)ホワイトにすると起きやすい問題と対処法
    実用7)影のいじめを無くすには
    実用8)選手が自分で考える環境づくりは、コーチが自分で考える
    実用9)コーチの個性を活かしたチーム連携のコツ
    実用10)イラつきをポジティブに変換する方法
    実用11)「答を与えるのではなく考える種を与える」の本当の意味
    実用12)10年後のチームを考えた言葉・態度を選びつづける

    担当講師

    中庭健介(なかにわけんすけ)MFフィギュアスケートアカデミーヘッドコーチ

    小学3年生からフィギュアスケートを始めるが、伸びは遅い方だった。
    98年、99年と2年連続全日本ジュニア選手権2位。2000年の全日本選手権(シニア)で5位に入ると翌01年は4位、02年は3位と着実にステップアップし、03年にはユニバーシアードで3位。04年の全日本選手権で本田武史に次ぐ2位になると07年のアジア大会でも3位に入賞。

    フィギュア選手の多くが大学卒業と同時に引退する中、卒業後も現役を続け、大学時代に才能が開花した、フィギュア界では珍しい遅咲きの選手としても知られる。4回転ジャンプを武器に活躍し、08-09シーズンのオンドレイネペラトロフイーでは優勝を飾った。

    2010-11シーズン29歳で選手を引退し、指導者転向、古巣の石原美和コーチの元アシスタントコーチとして経験を積み、2021年春、新設されたMFフィギュアスケートアカデミーヘッドコーチに就任、新設2年目の2022-23シーズンで、全日本選手権シニア女子フリー進出選手24名のうち1/4にあたる6名がMFアカデミー所属となる強豪チームを率いている。渡辺倫果選手(世界選手権日本代表、グランプリファイナル4位など)、中井亜美選手(全日本選手権4位、ジュニア世界選手権3位など)も同スクールで急成長。全日本強化選手が多く在籍。

    MFアカデミーは「主体性、想像力、ベスト」をメインコンセプトとして、威圧、暴力を一切排除したスポーツインテグリティーを第一とするスポーツチームで、リンクでは笑顔の選手たちがそれぞれに自分の課題をこなすスタイル。複数の国際的な選手もこの環境で実力を発揮している。