スポーツ障害学

スポーツ障害学

スポーツ障害を起こさない、悪化させない、早期復帰の基礎知識

スポーツ障害学はスポーツによって運動器に起きる障害の成り立ちと治癒過程を知ることで、スポーツ環境での選手の見守り方を学ぶ課程で、障害が起きる時は物理刺激の理解、治癒過程は生理学的理解が必要な複合的な学科です。医学用語よりも理解しやすい力学用を一部用いることで理解を深めているのが特徴です

スポーツ障害は予防・予測できるものと、予防も予測もできないものがあります。本来ならば、このことを知らずに現場に立っているなどあってはなりません。

予防・予測できるスポーツ障害の一例は

成長痛、テニス肘、野球肘、野球肩、ジャンパーズニー、恥骨炎、鵞足炎、シンスプリント、腸脛靭帯炎・・・

これらの障害は、無理のかかる方向への動作方向のミスによる応力集中繰り返し応力筋肉の弾力を失わせる動きの癖など、いくつかの知識があれば防げるのに、故障してからじゃないと気づくことができなかったり、故障しているのに改善指導を行わないために悪化させたりしています。

外力の物理力による障害の発生と、生理学による障害の治癒過程を理解することで、障害を起こさない、悪化させない、早期復帰を理解します

カリキュラム(予定/より濃い内容へと変更される場合があります)

イメージングで理解するスポーツ障害学
第一部/スポーツ解剖学
第二部/スポーツ障害学
▶︎スポーツ解剖学
スポーツ解剖学の全体イメージ/用語他
筋肉の構造とはたらき
脳、神経の構造とはたらき
骨の構造とはたらき
関節の構造とはたらき
脳、神経、筋、骨、関節の正常機能
▶︎スポーツ障害学へ
スポーツ障害の全体イメージ/用語他
物理力で障害が起こる機序と種類/筋、骨、神経
生理学で障害が治る機序と種類/筋、骨、神経
スポーツ障害の種類と症状1/衝突・落下
スポーツ障害の種類と症状2/繰り返し応力、疲労、バネ
スポーツ障害の種類と症状3/関節周囲障害の予防、処置
スポーツ障害の種類と症状4/関節周囲障害のための動作改善
コーチの責任の範囲/すべきこと、してはならないこと
スポーツ障害のフローチャート

スポーツ障害学、第一回フル視聴

担当講師

平松ヨウヂ(ひらまつようぢ)

「調身ウォーク」著者
大正山瑞芳院(臨済宗妙心寺派)住職

精密な人体運動をイラストに描き上げる整骨院院長にして
臨済宗住職というマルチな活動をしている

立命館大学文学部哲学科
シュタイナーの美学についてカントとの比較を論文にした
美は、その対象にあるのか、あるいは、人の中にあるのか
人体の構造からの治療法を深めたく鍼灸、整骨の道へ進む
卒業とともに鍼灸整骨院に就職。院長6年を経て独立開業
仕事をしながらカイロプラクティックを6年間学び独立
要(かなめ)整骨院を設立。現在に至る。
2011年株式会社要道 代表取締役
・整骨院
・デイサービス(機能訓練指導員を兼任)
臨済宗妙心寺派住職
10歳で出家し法曹界へ
大寺院の自然環境の中で育ち
2歳の頃から紙と鉛筆だけあれば絵を描き続け現在に至る
大型自動二輪(エリミネーター900)
愛車はフィアットムルティプラ、フィアットパンダ
小学校サッカー
中学校テニス
高校、水泳・美術部
挿絵作家
4人の子どもの父親