ホワイトマインド学

ホワイトマインド学

勝利のためのホワイトマインドとは

激しく動くスポーツは感覚で反応的に動く必要があるのに、脳が最もクリエイティブになるのは、穏やかな環境に浸っている時。スポーツでそれを実現する方法をお伝えするのがホワイト基礎学です。ホワイト化することで勝利するためのホワイトの考え方である「ホワイトマインド」について学びます。

穏やかな環境に包まれることで選手が自由にアイデアを試す場が与えられたうえで工夫の源泉となる上質な知識に触れることができれば、選手は必ず伸びていくのですが、ブラック環境下で萎縮してしまった選手がホワイトマインドの中に入ると困惑します。

ブラックで染みついた指示待ちをしていても指示が来ないからです。ブラックでは自分から動くことは、しゃしゃる行為と判断され、いじめのターゲットになってしまうリスクにつながります。そこから身を守るために目立たないように指示の通りに動くだけになってしまうと簡単には自分の言葉を発することができません。

ホワイト環境に移籍してきた選手は、ブラックで叩き込まれた悪い習慣をデトックスするまでに数ヶ月〜十数か月も要することがあります。人に虐待されたペットが怯えてなかなか檻から出てこないのと同じです。

あなたがコーチだとして、悪いところ探しをしていませんか?
◯◯が出来ていない」と指摘ばかりしていませんか?

真っ白な壁に小さな黒い点があると、その点に目が入ってしまうのですが、その点以外は全部真っ白であることを大切にするところからホワイトマインドは始まるのです。

またお腹がいっぱいの人にはどんな高級料理も受け付けないのと同じように、情報に飢えていなければどんなに価値の高い情報も入りません。「自分が工夫して実験してみる」ことなくして情報を欲することはありませんから、ホワイトマインドのコーチは、じっくり腰を据えて、選手が自分の工夫を始めるまで、環境を用意しながら見守ります。

ホワイトマインド学では、ブラック環境で叩き込まれてしまうブラックマインドとは何かを知り、ホワイトマインドとの違いを明らかにしながら、ホワイト環境だからこそ競技成績を伸ばすことができる理由と、ホワイトマインド環境で成績を伸ばす方法と手順を学びます。

ホワイトマインド学、第一回教材、フル視聴

カリキュラム(予定/より濃い内容へと変更される場合があります)

ホワイトマインドこそマスト 「ホワイトマインドってなに」をスパッと言える ブラックがダメな理由をちゃんと知って、あなたが出会うすべての人に「ホワイトマインド」を一言で説明できるようになる
上質な知識がイライラを消す イライラは心の問題ではないと理解 同じ態度の選手を見てイライラする人しない人。脳の性質などアカデミックな知識を得るだけで、あなたが心を入れ替えるまでもなくイライラが消える体験を!
チームの問題はクイズ問題 問題を解く快感のためにスポーツがあると納得 問題を無くそうとしても無理。問題は無くすのではなくサッと解く。チーム運営も選手指導も問題の宝庫だからこそ、解く楽しみが増えていく
知識を変換して指導に活かす 知識をあなた独自のオリジナル指導に変換する方法 あなたが学んだ知識は選手に生かされた時、初めて価値となる。あなたが学んだ知識と、あなただけの経験とをミックスして伝える方法
ホワイト風ブラックを見抜け 浮ついた「できるよ」から確証の「できるよ」へ 確証のない、おだて、持ち上げ、楽観は、ブラックならではの手法。なぜ?を繰り返して、確証に辿り着けば、その全てがホワイトになる
ホワイトマインドまとめ 真のホワイト指導者は選手を守り抜く強さがある 上質の知識を元に解を探し、信念を込めて選手を導いた結果、広く温かな指導の喜びが生まれれば自分がホワイト指導者であると実感できる
記録が伸びないとき1 スマホ動画を使い倒してイメージ共有 スマホ動画を活かして成功イメージを共有できれば記録は伸び始める。スマホ動画の使い方によって伝達力が大きく変わる。効率的スマホ活用法
記録が伸びないとき2 記録が伸びる理由を見つけて集中的に伸ばす なぜ君の記録はまだ伸びるのか。これに納得すれば記録は伸び始める。伸びる理由を見つけるコツで不可能を可能に転換
記録が伸びないとき3 絶対そうだと断言できるか スポーツ指導は人対人。曖昧さからは逃れられない。だからこそ、指導の根拠に置きたい物理学(力学)
記録が伸びないとき4 メンタルとマインドの違いで伸びを引き出す メンタルは受け身。マインドは自発的。メンタルには方向が無く、マインドには方向がある。メンタルとマインドの掛け算で記録につなげる新発想
記録が伸びないとき5 自信を伸ばす4つの方法 意識の低さは自信の低さ。競技に関係ないことでも出来ることが増えれば自信がつく。単純だけど自信を引き出すおもしろ練習4選
記録が伸びないとき6 心配事を抱えたまま集中はできない 勉強、家族、お金、時間、彼氏彼女、進路、などの心配事。伸びるはずなのに伸びない時は、指導から離れてたところにある原因を対処
記録が伸びないとき7 お腹がいっぱいのときにご飯はいらない 選手が知的空腹なら指導が活きる。満腹の選手に与えようとすればどんなにいいものでも吐き出してしまう。正しく空腹になる言葉がけ
記録が伸びないとき8 伝わっていないが9割 伝え方のコツは「カタチ」と「感じ」を組み込むこと。イメージのトリガーを作ってカタチと感じを伝えれば動きが変わる。イメージのトリガーの作り方とは
ホワイトマインド最終まとめ 選手を伸ばす温かさ、伸ばさない温かさ 指導のダークサイドに落ちないために知りたい勝利至上主義の罠。新しい勝ち方でスポーツの未来を変える戦士が秘める強さの理由とは

担当講師

池上信三(いけがみしんぞう)

スパルタ教育の家庭環境で育ち、中学生のときには、暴力で過熱報道されていた戸塚ヨットスクール特別合宿生として過ごした経験もあります。そこで得たものは暴力は人を萎縮させることはできるけれど、暴力ではその人の持つ創造力を発揮させることはできないという事実。

稀に暴力の中でも工夫して伸びるタイプの選手がいて、その手柄を暴力コーチが我がものとすることもあり、暴力を情熱と書き換えて称賛する場面も見受けられますが、その全ては間違っています。

人の尊厳を最重要課題として伸びるスポーツ指導を作るために必要なのは次のふたつ。

・自分で上手くなる環境
・自分で上手くなる情報

全てのスポーツ環境をホワイトマインドで埋め尽くしたい!そんな思い出ホワイトマインド学をお伝えします。


|現在|

どんなタイプ、年齢の選手でも、スポーツ成績を伸ばす指導法を研究提供する
レベルアップスポーツ株式会社代表取締役
オリンピック選手、全日本チャンピオンなどトップ選手の指導と並行し
伸び悩みを抱えるあらゆるレベルの選手とチームに解決策を提供しています

MFフィギュアスケートアカデミー/オフアイスコーチ
フジスポーツクラブ/ホワイトマインドコーチ

ホワイト学院副学長、ホワイトマインド学、スポーツ応用力学担当講師