帰納法に演繹法をプラス!
スポーツの上達率はコーチと選手の考え方次第で大きく変わります。
スポーツはほとんどの場合「経験から考えて当然そうなるだろう」という考え方で指導されます(帰納法)。しかし目の前にいる選手が「あなたの経験から導かれた、あなた独自の法則の通りになる確証はない」のです。
自分の言葉が通じる選手以外をふるい落とすのであればその方式も役立ちますが、ふるい落とされた選手の中には、説明の方法を変えるだけで突然伸びる選手も含まれるのです。
同じチーム内の成功者数を増やそうとするならば、物理学等の原理からスポーツ上達を推定する考え方(演繹法)をプラスすること。
複数のコーチが在籍するのであれば、Aコーチは経験を教えて、Bコーチは理論を教えるという、役割分担を作ってもよさそうです。